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脂質異常症の治療

脂質異常症とは、血液中のコレステロールや中性脂肪(トリグリセライド)などの脂質が、一定の基準よりも多い状態のことをいいます。
以前は、高脂血症と呼ばれていました。血液中に余分な脂質が多くなると、動脈硬化を起こしやすくなり、脳卒中や心筋梗塞などのリスクが高くなります。 糖尿病や高血圧と同じように自覚症状に乏しいため放置してしまいがちで注意が必要です。
健康診断や人間ドックで脂質異常症を指摘されましたら、一度当クリニックへお越しください。

●分類

脂質には、コレステロールには、動脈硬化を進行させるLDLコレステロール(悪玉)と、それを阻止するHDLコレステロール(善玉)があります。
血液中にLDLコレステロールが増えすぎると、動脈硬化が進行し血管の内腔が狭くなったり詰まったりします。 LDLコレステロール値を低下させるためには、動物性脂肪やエネルギー、コレステロールの多い食品の摂取を控えることが重要です。

●治療

まずは、生活習慣の改善から始めます。2〜3ヶ月程続けてもLDLコレステロール値やトリグリセライド値が低下しない場合に、内服薬による治療を検討します。
但し、リスクが高い方はすぐに薬物治療を始める場合もあります。脂質異常症の薬にも種類があるため、どの分類に当てはまるかによって薬を選択していきます。

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